マダム櫻子のワインセラーからお届けする今が旬のお話


by yumewine

ボジョレー・ヌーヴォー今昔part①

 2005年のボジョレー・ヌーボーの解禁まであと6日。あの伝説の2003年(好天に恵まれ、ぶどうが早く熟して、8月の後半から摘み取りができ、100年に一度巡りあえるか否かと言われるくらい濃厚なワインになった年)を上回る実りをもたらしてくれた2005年に感謝。
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 ワインも小松空港に到着、成田に到着と続々と日本に上陸。解禁日まで静かにマドモアゼルは待機中。そういえば、今から10年以上前、まだロシアが共産圏でソヴィエトと名乗っていた頃、今の様にロシア上空は飛行できず、アラスカのアンカレッジ経由であったため、国産大手のS社(へへへ、どこだかはっきり分かるヨネ)がチャーターした大型輸送機が濃霧のためアンカレッジを離陸できず、解禁日当日に日本全国津々浦々大穴をあけたことがありました。

 マスコミが解禁日なのに店頭に並んでいないヨォーと報道。それがあおられあおられ、ぶどうの出来もいいってさあ、何が何でも今日飲みたいね云々との大騒ぎになったことが報道され、普通に日本に入っていた他社の輸入していたヌーヴォーがひっぱりだこ。いつも店頭に並べたこともない酒販店からも「大至急、ボジョレーとかの赤、白、ロゼでもってきて」の問屋さんへの注文などもあり大騒動。

 その年は1日遅れて入ったS社のヌーヴォーも飛ぶように売れ、笑いが止まらないボジョレー・ヌーヴォー狂騒曲となりました。「※ボジョレーに白、ロゼはない」

 穏やかな小春日和りの陽ざしが入る昔のお店のたたずまいと共に、なつかしく思い出されます。            
            
     
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by yumewine | 2005-11-11 23:09 | ボジョレー・ヌーヴォー