マダム櫻子のワインセラーからお届けする今が旬のお話


by yumewine

ガロンヌよドルドーニュよジロンドよ

 お昼のTGVにてボルドーへ。とさらりと書いちゃあ実もフタもない。モンパルナス駅に向かう前にホテルの近辺を散歩。大通りまでほんの一呼吸。大通りからは凱旋門が、その両側にはびっしりカフェテラスやレストラン、ブティックと朝、じっくり見ていたらレストラン関係のお店はまだ眠りの中、もしくは昨夜の名残りのお掃除中。パン屋さんや菓子屋さんは営業中。シャンゼリゼ通りの並木の電飾は消えてたかナ。

 歩く時は要注意。なんとなればどこもかしこも犬のフンだらけなんだわ。

 お昼前にホテルを出てモンパルナス駅に。そしたらあなた、モンパルナス駅の構内にまで犬のフンがあるのだからアングリです。各TGVの出発時間も結構アバウトで、案内人いわく時刻表はあるのだが、ちゃんとその通りにはいかないようで、遅れるのが当たり前のようで、「一応時間を気にしながらその辺をうろうろしてください。」

 ちゅうことで、駅の構内にある待合室や日本でいうところの屋台(タコ焼きとか立ち食いソバはさすがにない!)、かわいいテント屋根の菓子専門、パン専門、みたいのひやかしたり、コンビニみたいのにも入ってみたり、全部フランス語で書いてあるんやけどなんとなくわかるから人間の使うものは万国共通なんだろうね。

 そうこうしているうちに、それらしい時間にTGV到着。思いのほか正確な時間であったため、散らばっているメンバーを全員集合させるのにあたふた。そしてさあ乗り込みましょう、とホームへ。このホームとっても低くて、レールの砂利石からわずかに高いのみ。そのホームにまで犬のフン、奈良の東大寺や公園の鹿のフンも有名ですが、パリは犬のフン。これも名物って言えるのかな。

 TGVがモンパルナスを出発して、5分もするともう田園地帯。昨日の飛行機からの眺めとあわせ、改めてフランスは農業大国なのだと実感しました。ボルドー着までお弁当の生ハムじゃない、塩味の濃いベーコンみたいの挟んだバゲットに、缶ビールで結構おいしかった。飽きずに車窓眺め、ひまわりの畑、牧草地、そして墓地。ようけぇありました。

 車内は満席で、TGVのトイレ見学に立った時に見たら、スーツケース専用のラックが広くとってあり「 そのラックの中にとってもチャーミングな男の子と女の子が体2つ折りにして座っていました。こんなとき足の長い彼らは大変だわ。
 そんなこんなで3時間くらい経ってようやくボルドーに。夢にまで見たガロンヌ川の鉄橋をガタンガタン走って、その川幅の広さ、水の色(夕んべ大雨かい?水が茶色いゾ)、その水量の豊かさにオォーっと感嘆。
  この川をわたり切ったら、すぐボルドー駅。いよいよボルドー着です。駅の構内はとても広く、「世界の車窓から」で見たことあるような感じの明るくて自然光がよく入るのーんびりした駅で、改札口へ続く階段を登りきった最上段にお迎えの犬のフン。

 先頭の「オォーまただ!」という声になんのことかすぐ察知でき、続く私どもは注意して以後、安全に着地。これより後、歩く時にはすばやくフンチェックをする習慣が身に付きました。バスに乗り込み、これからボルドー市内観光です。発車オーライ。
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by yumewine | 2006-03-06 19:46 | ワイン紀行