マダム櫻子のワインセラーからお届けする今が旬のお話


by yumewine

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一夜明け、空港にて待つことしばし、諸々の手続きも終え、搭乗。離陸して5分後には高度10000メートル。富士山が見える間見続けて、次に日本列島の海岸線に目をやり、おお地図とそっくりそっくりじゃと妙な感動と興奮。そのうち、中露国境あたりの大河とその蛇行、三日月湖を目にし、これまた教科書どうりじゃ。その雄大さにただ見とれておりました。もしここで事故って落ちたら、このツンドラ地帯に投げ出されたら、救助隊が来る前に私たちは狼のエサ………。と
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そのころより、機内サービスが始まりここからは大宴会。私の不安も雲散霧消。スチュワーデスさんのワゴン車の赤ワインのミニボトルから飛ぶようになくなり(97年は空前の赤ワインブームの先駆けの年)、食前・食中・食後にワインを飲み続け、それでも足りぬと持ち込みのワインまで開けて飲みだすわ、酔うほどに怪鳥の雄叫びのような笑い声も飛び出すわ、さぞやご迷惑をおかけしたのではあるまいか。他の国のお客様方のヒンシュクを買ったのではあるまいかと、今更ながら身の細る思いでございます。ただし、この化け物並みの酔っ払い達の中には私は入っておりませんでした。

そして今不思議に思うのは、なぜワインの抜栓が出来たのかな?
あの当時ソムリエナイフは危険物じゃなかったのかな?
ヨッパライダー達は肌身離さずソムリエナイフ持ち歩いてましたもんね。

高度一万メートルの大宴会。飲みつぶれ眠りに着くまで、延々と続いたのであります。
明日はパリ、ドゴール空港着。
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by yumewine | 2006-02-15 16:00 | ワイン紀行
1997年9月吉日

夢にまで見たおフランス。花のパリはシャンゼリゼ、モンパルナスにエッフェル塔。お~美しのセーヌ河・・・・・・・・☆と、普通のオバサンは、口走るのでしょう。

私の場合は、お~夢にまで見たボルドー☆ガロンヌ河にドルドーニュ、これが美のジロンド河☆でありまして、ワインに興味を持ち、少しずつ知識を増やし、味の経験も広がり、ソムリエ協会認定のワインアドバイザーを取得するあたりでは、フランスの10大産地の大雑把な地図は、パッパと書け、とりわけボルドーは得意分野。まさしく夢にまで見たボルドーだったわけ。

そのボルドーに1997年9月と、1999年の10月に訪れることが出来、「夢は叶うのだ!神様はいるのだ!生きていて良かった~。」を、連発しながらの旅をしてきたわけであります。

e0006588_10454494.jpg1997年9月私45歳、夫49歳、

大学生の長男を除き、家には高校2年の二男、中学3年の三男、81歳の姑が居残り部隊。
ブラックホール並みの彼奴らの胃袋を預かっている主婦としては、三度の食事作り、お弁当作りが大事な仕事。私の留守中、出入り10日ほどの食事にお弁当、うーん困った。はぁーどうすべぇ。あきらめるのはいやだ。と、この時にも神様はおいでたのであります

金沢にいる主人の姉、豊子さんが泊まりこみでずーっといてくれて、息子のお弁当はもちろん、しっかり留守を守ってくれ、おまけにお台所とお風呂場もピッカピカに磨き上げてくれ、店のほうはこれまた、主人の長姉、晶子さんが踏ん張ってくれて、めでたく七尾発成田経由ボルドー行きが成就したわけであります。
これ以後、この二人の姉には頭があがらないのであります(笑)

夫と二人の出発には、姑が今生の別れのように情けない顔でちゃんと帰ってきてを連発しておりましたっけ。
嫁はともかく、息子だけは飛行機事故に遭いませんようお助けくださいませ。なまだぶなまだぶ……。であったわけ。

すったもんだの挙句に成田に着いて、ホテルに入るのもこれまたすったもんだ。
それにつけても成田空港というところはなんと不便なところじゃ。
七尾から成田のホテルに入るまでの道中のほうが大変でした。この大変は成田から七尾に帰る時にも大騒動で、海外に行く時にはこの間の出入りが本当にしんどかったわ。
次々と翌日から行動をともにするお仲間たちとも会い、和気あいあい成田の夜は更けて……。

続く
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by yumewine | 2006-02-12 16:29 | ワイン紀行
立春です。
<暮に店内に飾ってあった南天の枝>
e0006588_1662083.jpg暦の上では、1月1日から新年、平成18年がはじまっているのですが、陰暦又は、易学では、この立春から新しい年がはじまります。
平成17年は、私にとっては極めて過酷な年でありましたので、早く2月4日になって新しい年、新しい一年にリセットしたいものだわ。と、待っておりました。また、立春は亡き母の誕生日でもあり、感慨深いものがあります。

雪の中、大寒波の中の立春ですがもうそこまで、春が。雪のあいまの青空に、降り注ぐあたたかな陽ざしに春がいっぱい。雪の下、土の中の草花の生命の胎動すら感じられ、私は冬から春に移行するこの季節が大好きです。

                      <一昨年の南天の実が落ちて芽が出て現在に至る>
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12月にドカンと降った雪とは異なり、今朝の雪の何と美しく優雅ではたまたはかないことか。
季節はうつり、もう春、名残りのこの寒さと雪すらも楽しもう。そんな心のゆとりを持って、今年一年望みたいと思っています。

心地よい冬眠から目覚めつつある私のひとり言。

さて、次回からフランス・ボルドー紀行と題して私がお訪ねしたボルドーの銘醸シャトーを、1つずつご紹介してまいります。ゆっくりとやわやわと。
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by yumewine | 2006-02-04 16:26